ヘキサギア 1/24 ボルトレックス・ラース【新品】 HEXA GEAR 壽屋 コトブキヤ KOTOBUKIYA プラモデル 【宅配便のみ】
かつてSANATによって関連工廠ごと接収されたボルトレックスは、その優秀な性能を認められ主力第三世代ヘキサギアとしてMSGヴァリアントフォースに配備されることとなった。その後も継続して製造され続けた同機は、徐々に様々な改修や仕様変更を重ねていった。
ボルトレックス・ラースはその中でも突出して大きく姿を変えた後継機とも言うべき機体となっている。
原型機からの最も大きな変更点は、システムコンバート及びビークルモードの完全な撤廃であろう。特に脚部の駆動系は車輪を省略したことで構成そのものが変わり、最新のヘキサグラム応用技術が投入されてこれまで以上に大きく人工筋肉化した。これによって歩行を含む運動性能や柔軟性は原型機と比較にならないほど拡大強化されている。先端にはプラズマによって対象を溶断する鉤爪状のブレード「プラズマタロン」 が装備された。
「プラズマキャノン」の方はさしたる仕様変更なく引き継がれたが、装備方式を脚部の運動から完全に切り離された形に改められて射撃時の安定性や操作性が向上している。頭部には新たに「プレデターバイト」と呼ばれる複合兵装をも備えることとなった。
こうした一連の仕様は主として戦闘能力向上の為にゾアテックスに特化することを意図しており、過去にはアグニレイジで採用された手法でもある。結果、危険なほど強暴化して発現する獣性は当然制御が難しく、イグナイトをはじめとした搭乗ガバナーにも装備の改修や躯体の強化を要求することとなった。しかし同機はそれらの高い運用コストに見合うだけの充分な戦闘能力の獲得に成功し、ロード・インパルスなどの第三世代ヘキサギアに対して格闘戦でも優位に立つことを可能とした。
この高い戦闘能力に偏重する傾向は、充分な数の第三世代ヘキサギアが戦場に供給されるようになったことで新たに生まれた需要と言われている。つまりこれまでのように広大な戦域を短期間で戦い渡り歩く機会が薄れ、より狭い担当戦域に集中して戦うよう戦場の様相が変化したのであった。
故にリバティー・アライアンス側でも同じような動きが見られ、まるで対抗するかのように時を同じくして強力な第三世代ヘキサギアが群れをなして戦場に姿を現すことになる。
搭載武器
■プラズマキャノン ■プラズマタロン ■プレデターバイト ■グラップルカッター ■ガトリングガン ■ヘッドブレード ■テイルブレード ■グラビティ・コントローラー